こんにちは!月旅日記へようこそ!

今回は「深夜のパリ 屋台で美味しいクレープを食べる」です。


🇫🇷🍽️

パリの行政区は中心から時計回りに1〜20区と渦巻き状になっています。1区にはルーヴル美術館があります。

中心から見て真南〜南西に位置するパリ14区、メトロのアレジア駅 Alésia から地上に出ると六本もの道が放射状に伸びるロータリーがあります。日本ではなかなか見ない光景です。

23時過ぎにロータリー前のレストランに入って遅めの夕食を食べて、車道を左手に北向きにブロック(今出てきたレストラン・映画館・マクドナルド・シャッターの閉まった場所・魚屋さん)を歩き、クレープ屋さんを目指します。

ちなみにシャッターの閉まった所はカルフール Carrefourというスーパーです。どこにでもありますね。日本でいうとイオンのようなイメージでしょうか、細かくいうとCarrefour “City” なので「まいばすけっと」のような位置付けかもしれません。

同行者が「クレープ屋さんあるよ」といったのでカフェをイメージして歩いていたら、広めの歩道の左寄りに、車道を背にしてかわいい屋台のような小屋のようなものがありました!暖色のライトが沢山灯っていて明るく、壁はピンクと白のストライプに下の方が水色、さくらんぼの絵が書いてあります。地元警察が数人いて何事かと思ったらお客さんでした。おじさんAもいました。

おやつ系のクレープ(小麦粉)と、おかず系のガレット(そば粉)があり、それぞれメニューが沢山あり迷ったので地元の人たちの様子を観察することにしました。クレープメニューはシュガー、ヌテラ、バナナ、キャラメルなど。ガレットメニューはチーズ、トマト、マッシュルームなど。

おじさんAは注文した後に急にまあまあな大声で道に向かって挨拶して、私がびっくりしていると、道の向こうからおじさんBが陽気に渡ってきました。おじさんが24時にわざわざ待ち合わせしておしゃべりしながら食べに来て、地元警察も3〜4人で24時に食べに来るクレープ屋さん、どう考えても美味しいですよね。当たりを引きました。同行者のリサーチのおかげです、感謝。

私たちが「どうしよう〜これもいいしあれもいいし」とメニューを読み上げながら迷っていると、おじさんA, Bが『俺はこれにしたよ』『これも美味しいぞ』と教えてくれました。

結局、おやつ系はひとつはヌテラバナナ、ひとつはシュガーバターのクレープおかず系はチーズとマッシュルーム(記憶が正しければ)にしました。←ガレットは翌日の朝のマルシェの屋台だそうです。目の前で作ってくれるのをワクワクしながら見て、できあがって渡されて、Merci ! と受け取って道で食べました。少し肌寒い夜にバターの香りが立ちのぼるあつあつクレープとガレットを道で食べる、これは最高でした。

本当に美味しかった〜!最高の思い出が増えました。

(2024年3月9〜10日の深夜 パリにて筆者撮影)
よく見ると右に黒いダウンを着たおじさん A・B がいます
(2024年3月9〜10日の深夜 パリにて筆者撮影)
クレープにピントが合っているバージョン

Street Crêpes Churros Gaufres (65 Av. du Général Leclerc, 75014 Paris, France)


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次回もお楽しみに!